おそうじ
パーティー
環境保護も みんなでやったら 楽しいから!
私たちのやっていること
ゴミ拾い
環境教育
情報発信
自分が捨てたごみじゃなくても
誰かが拾っておかないと
「みんなもやってるし」
から
「ごみは ごみを引き寄せる」
海のごみの大半は
川を伝い 陸から来る。
だから私たちは
海のクジラや 魚たちにも
思いを馳せながら
川や山
街でごみを拾います。
一番お手軽 だけど
大事な地球人のお仕事を
頑張り続けたい
この子たちが大きくなった時
僕たちが大きくなった時
地球はどうなってしまっているのだろう?
そんな恐怖を 希望に変えたい
仲間同志で 励まし 鼓舞しあいたい
知らないことは 知ればいい
できることから すればいい
楽しみながら やればいい
実験 工作 料理 施設見学
色々やってみながら
大人も 子供も
地球に優しい人に なりたい
責任のある 選択を
できる人に なりたいし
育てたい
「やってみたら
あんまり大変じゃなかった」
「そんなことになっているなんて
知らなかった」
「こうしてみたら
うまくいった」
そんな 日々の実践から得た
エコな学びや 知恵
そして
「これは何としても
止めなくては」
という 大きな力への 訴え
自己満足では終わらせず
発信していきたい
おそうじパーティーの
はじまりのお話
昔じゃないけどあるところに、人混みを避けなくてはいけない世の中で、遊び場を探し歩いているうちに、ある川に行き着いた家族がいましたとさ。その家族はその川と砂浜の楽しさにどんどん惹き込まれ、何度も何度も訪れては遊んでいました。
しかし、いつ行っても川の周りには、ごみが沢山ありました。川には様々な生き物が住んでいることや、そのごみがいずれは海へ流れていくことを知っていた家族は、心が痛みました。そして、いつしからか見て見ぬ振りはできなくなり、遊びに行っては持てるだけのごみを拾って帰るようになりました。
でも、一家族の手に負えるようなごみの量ではありません。そこでこの家族は、お友達の家族たちに「一緒に川のごみを綺麗にしてくれない?」と助けを頼みました。すると沢山の仲間が集まってくれ、見渡せる限りのごみを広い尽くすことができました!
しかし困ったことに、新しいごみは、雨が降るたびに川を伝ってどんどん流れてきました。「いくら拾ってもキリがない」「拾うだけじゃなくて元々のごみを無くすしかない」と、みんなは気づいたのです。こうして、元々一度きり川を綺麗にするために集まった家族たちは、毎月どこかでごみを拾うようになりました。そして、お家ではごみを減らす工夫をし、一緒に自然を愛し守り続ける仲間へとなったのでした。
ジョージナ・スティーブンス・作
イジー・バートン・絵
いとうのぶこ・訳
岩崎書店
「おそうじパーティー」という名前は「ステラとカモメとプラスチック」という絵本からお借りしました。川のゴミの有様に途方に暮れていた時に、偶然図書館でこの絵本に出会いました。
主人公の女の子、ステラが、プラスチックを食べて具合が悪くなってしまった大好きなお友達のカモメさんを救うために、おばあちゃんと海岸のゴミを拾おうとします。ですがステラは、そのゴミの量に私たちのように途方に暮れてしまいます。そこで「おそうじパーティー」に町のみんなを招待してゴミ拾いを手伝ってもらい、楽しみながら綺麗してしまうというお話です。
子供に読み聞かせながら、「これだ!」と思いました。
初めてお友達に「おそうじパーティーしない?」と声をかけてからいつの間にかそれがグループの名前になりましたが、「パーティー」という言葉が、気が遠くなりそうな環境問題に立ち向かいながらも、常に楽しむことを忘れずに頑張り続けるヒントとなってくれています。
(お名前を借りているので著者のジョージナさんにはご挨拶の連絡をしていますが、お返事はまだです!)